源泉徴収(ゲンセンチョウシュウ)の意味・解説
源泉徴収とは、会社員の給与取得や退職所得などに対する所得税の納税方法のひとつ。雇用者である会社が社員の所得税を計算し、給与からその額を差し引いて国に納税する制度です。
会社員が住宅ローン控除など所得税の控除制度を受ける場合、翌年の2月16日から3月15日までに本人が確定申告を行い、源泉徴収された所得税から控除される分が返還されます。これを「還付」といいます。
なお、給与以外にも、税理士や弁護士、サッカー選手、芸能人、作家など、一定の職に就く人が受け取る報酬や料金、また、利子や配当なども源泉徴収の対象となります。
また、所得税の納付には源泉徴収制度のほか、所得のあった人が自分で税額を計算し、自主的に申告して納付する「申告納税制度」があります。
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