L型手すり

L型手すり(エルガタテスリ)の意味・解説

L型手すりとは、浴室やトイレ、玄関の上がり框などに設置される「L字型」の手すりのこと。
立ち座りの際、垂直移動があるときに使用する「縦型手すり」と、手でしっかり握ったり、肘を乗せて体を支えるときに使用する「横型手すり」を組み合わせたもの。
L型手すりを採用する際に気をつけたいのは、取り付け位置である。例えば、トイレでは、縦手すり部分は便器の先端から200~300ミリ程度前方が使いやすく、横手すり部分は便座より220~250ミリ程度上が目安となる。便器に近すぎると、立ち上がった際に手が後ろになり、のけぞるなど無理な体勢になる。立ち上がったときに体の前方に手すりが位置するように取り付けるなどの配慮が必要。

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