ホームエレベーターの基礎知識

09年08月19日
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高齢化社会に向けて

ホームエレベーターは、家庭に設ける2~3人乗りのエレベーターのこと。木造住宅にも設置でき、省スペース化も進んでいる。2階建てでも設置する人が出てきている。二世帯で同居する場合、エレベーターがあれば、高齢者の部屋を2階、3階の日当たりのよいところに設けることができる。

家の設計時にスペースを確保する

ホームエレベーターのスペースは、3人乗りの場合、間口、奥行とも1mちょっとぐらいのスペースで設けることができる。3人乗りでも間口、奥行各1.3mぐらいあれば十分だ。ちょっとした収納スペースなみのスペースがあれば設けられるというわけだ。ドアや室内の雰囲気もよく、インテリア的にも落ち着いている。

エレベーターを設ける部分は基礎や構造の補強が必要なので、設計する時にきちんと計画しておくことが大切だ。

構造補強を行えば、リフォームで後付けすることもできる。

なおホームエレベーターを設置する際には、あらかじめ役所への申請が必要で、無届けで設置することはできない。

【省スペース型】2人乗り、奥行最小79㎝からある省スペース型のホームエレベーター。内部もコンパクトながら落ち着いた内装●三菱日立ホームエレベーター

文/林直樹
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