マンションの省CO2化目指して 国のモデル事業に３件が採択
- 居住者参加型の取り組みが 高く評価されている
- 国による「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」の今年度第２回公募で、マンション関連の３つのプロジェクトが採択された。いずれも太陽光発電や断熱性能の向上などで省CO2化を目指すとともに、住民専用ポータルサイトの開設やエネルギー使用状況の見える化など、居住者参加型の取り組みが評価されている。
- 「価格が変わらなければ」 買いたい人が８割近く
- 三井不動産レジデンシャルが住宅購入検討者に環境問題に関するアンケート調査をしたところ、住宅購入時の「環境性」の高さについて「重要な検討ポイントとなる」と「おそらく検討ポイントとなる」を合わせて86.8％の人が重視していることが分かった。「環境性」の高い住まいについては、「価格がそれほど変わらなければ選びたい」が77.0％を占めている。
省CO2マンションの普及が進んで買いやすくなることが期待される。
取材・文／大森広司 イラスト／カズモトトモミ
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