住んでみたいのはどんな間取り?今回はセンパイ購入者300人が選んだ3LDKの人気ランキングを発表。その間取りを選ぶとどんな暮らしができそうか、どんな人たちがどの間取りを支持しているのか、間取り選びの参考にしよう。
【2人家族】59票 【3人家族】56票 【4人家族】48票
リビングと洋室が並んでバルコニーに面したワイドな間口が特徴。「リビングと洋室の間の引き戸を開け放せば、広く使えそう」「リビングに窓が多く日当たりが良さそう」など、空間をフレキシブルに使えることや採光の良さが人気のようだ。このほか「個室と団らんの場が廊下を隔てて分かれていてメリハリがつく」「キッチンが個室から離れているため作業音が気にならなさそう」という声もあった。
LD横は子どものプレイルームに
リビング隣の居室は、扉を開けて子どものプレイルームにすることも。キッチンやリビングから目が届きやすく、急な来客のときは引き戸を閉めて隠すこともできる。居室には備え付けの収納があるので、おもちゃの片付けも習慣にできそう。
バルコニーで多様な楽しみ方
ワイドスパンのため余裕のあるバルコニー。洗濯物を干すスペースとは別に、ガーデニングやテーブル・椅子などを置いたくつろぎスペースも確保できる。キッチンとの行き来がしやすいので、お茶やランチを楽しむスペースとしても活躍しそうだ。
【2人家族】43票 【3人家族】47票 【4人家族】40票
洗面室に2方向から出入りできる間取り。廊下やリビングを通らず直接キッチンと行き来できる、家事動線の良さがポイント。「キッチンがバルコニーに面していて明るそう」「キッチン横にドアがあるのですぐ換気できる」など、採光の良さと換気のしやすさに人気が集まった。「バルコニーで育てた野菜をすぐ料理に使えそう」という声も。ウォークインクローゼットや廊下の納戸など収納量が多い点も評価された。
洗濯物を最短距離で運べる
洗面所から一直線でバルコニーに出られるので濡れて重くなった洗濯物を運ぶ負担も減らせる。広いバルコニーは家庭菜園をするのにも便利。育てた野菜を料理に使うなど家事の楽しみが増えそう。
【2人家族】30票 【3人家族】44票 【4人家族】52票
リビングが住まいの中心にあり、全ての居室と直接つながる間取り。「帰ってきたら必ずリビングを通るので家族が自然とコミュニケーションを取れそう」「リビングにいながら子ども部屋の様子がわかる」「ほかの部屋にすぐ行けそう」など、家族間のつながりを大切にする声が多かった。廊下が短くスペースに無駄が少ない点や、バルコニーが横に長く、広々としている点も使い勝手がいいと評価された。
家族みんなに声をかけやすい
個室へは必ずリビングを通るため、出かけるとき、帰って来たときと顔を合わせる機会が多く、会話のきっかけがつくりやすい。個室でバラバラに過ごしていてもお互いの気配が感じられ安心感がある。
【2人家族】35票 【3人家族】34票 【4人家族】32票
リビングをはじめ、全ての居室がバルコニー側に横並びに配置された間取り。「どの部屋も明るそう」「共用廊下に面している部屋がないので、静かに過ごせそう」など、採光の良さとプライバシー性の高さを評価した人が多いようだ。また、居室同士が隣り合っているので、将来的に間仕切り壁を取り払いつなげて使うなど「夫婦2人になったときにリフォームしやすそう」という意見もあった。
室内からでも眺望が楽しめる
バルコニーがリビングではなく、個室にのみ面している。タワーマンションに多いタイプの間取りだ。リビングの前に庇やバルコニーの手すりなど視界をさえぎるものがないので眺望を存分に楽しめる。
【2人家族】32票 【3人家族】32票 【4人家族】28票
玄関を中央に、左右に居室が振り分けられた間取り。両側2カ所にバルコニーがあり、明るく風通しも良さそう。「玄関からリビングに来客を通す際、プライベートな部屋を見られることがない」など、プライバシー重視の人の支持が多い。
玄関から部屋の中が見えない
玄関の正面は壁。宅配便の配達や、急な来客に玄関で応対するときも、この間取りならリビングや寝室がまる見えにならないので慌てずに済む。
【2人家族】20票 【3人家族】16票 【4人家族】24票
縦長リビングと和室が並ぶ間取り。和室は「気軽に横になれる」「子どもを安心して遊ばせられる」と、フローリングにはない畳の柔らかさに注目する意見が目立った。「押入れがあるので布団がしまえる」と収納のメリットを挙げる人も。
洗濯物の整理に最適
取り込んだ洗濯物を床に広げるのは抵抗がある人も多いかもしれない。その点畳敷きなら直に座れて便利。バルコニーへの動線もスムーズだ。
【2人家族】17票 【3人家族】21票 【4人家族】21票
横長リビングに接した中和室は「来客を泊めるのに便利」。子どもが小さいうちは家族の寝室、その後は夫婦の寝室にするなど、フレキシブルに使える。玄関隣に洋室が2つあるので、子ども2人に近い条件の個室を与えやすい。
2方向から使える和室
和室はリビングからだけでなく、廊下側からも出入りが可能。客を泊めた場合は、リビングを通らずトイレや浴室に行けるので気兼ねがない。
【2人家族】22票 【3人家族】11票 【4人家族】20票
「キッチン前にテーブル、反対側にテレビやソファが置ける」と、横長リビングならではのスペースの分けやすさがポイントに。キッチンから洗面室へ出入りできるため「料理をしながら洗濯や風呂掃除ができそう」という意見も目立った。
2WAYだからスムーズに使える
キッチンと洗面室がつながっているので、家事をしながらでも入浴中の子どもの様子がわかり安心。混雑する朝も家族の動線が重なりにくい。
【2人家族】21票 【3人家族】19票 【4人家族】12票
全ての居室が引き戸で仕切られているので「ドアよりもスペースを有効に使える」「車椅子でも使いやすそう」「静かに戸の開閉ができる」などの意見が。引き戸を開け放しておけば「風通しが良さそう」な点も支持された。
バリアフリーな引き戸
引き戸は横にスライドさせて開け閉めするので、車椅子の人にとっては開き戸よりも開閉動作がラク。開けた戸が車椅子にぶつかる心配がない。
【2人家族】16票 【3人家族】13票 【4人家族】17票
洗面室がキッチンの真横にあり、「キッチンと洗面室の行き来がしやすく、家事を効率良くこなせそう」「廊下を通らず洗面室に行けるので、冬場に寒くない」ことが評価された。リビングは隣の洋室の引き戸を開け、広く使える点も人気。
バリアフリーな引き戸
引き戸は横にスライドさせて開け閉めするので、車椅子の人にとっては開き戸よりも開閉動作がラク。開けた戸が車椅子にぶつかる心配がない。
●壁面キッチン
「壁面のほうがリビングが広く使える」「作業に集中できる」「油はねなどの掃除がしやすい」「収納が多い」
●対面キッチン
「家事をしながらテレビが見られる」「家族とコミュニケーションが取れる」「お皿の受け渡しがしやすそう」
●壁面大型クローゼット
「上から下まで無駄なくスペースが使える」「何がどこにあるかわかりやすい」「歩くスペースがもったいないから」
●ウォークインクローゼット
「将来スペースが必要になったらつぶせる」「手持ちの大型家具が入る」「中で着替えやアイロンがけができる」
間取り選びで重視する条件について聞いてみたところ、「収納の多さ」「室内の明るさ」「風通しの良さ」が上位に並んだ。特に明るさ、風通しは後から変えにくいポイントであるため重視するという声が目立った。また、家族や子どものために家を購入する人が多く、コミュニケーションの取りやすい間取りを求める傾向が結果にも表れた。
1位 収納の多さ
「後から増やすことが難しい」「収納が多いと家具を置かなくていいので」
2位 室内の明るさ
「日当たりが良ければ電気をつけなくて済む」「明るい家庭をつくりたい」
3位 風通しの良さ
「エアコンに頼らない生活をしたい」「湿気を防ぎカビ対策になる」
4位 コミュニケーションの取りやすさ
5位 家事動線の良さ
6位 プライバシーの保ちやすさ
7位 可変性の高さ