基準地価が軒並みダウン 都心部で個人の住宅購入が活発化
- 都心部ほど大きくダウン 東京都区部は2ケタ下落
- 国土交通省が発表した今年7月1日時点の基準地価によると、この1年間で住宅地の地価は全国的に下落に転じた。特に都心部寄りのエリアほど下落幅が大きく、東京都区部は2ケタのダウン。大阪圏でも大阪市や神戸市、京都市などでマイナス幅が5%台となっている。
- 今後1年は下落が続くが その後は下げ止まりに!?
- 昨年後半の金融危機以来、地価の下落が続いている。だが、ここ数カ月は都心部などで下落幅が縮小気味だ。東京カンテイ市場調査部上席主任研究員の中山登志朗さんによると、「住宅ローン減税の効果もあり、都心部の物件を中心に売れ行きが回復傾向にあるようです。今後も1年ほどは地価が緩やかに下落すると思われますが、その後は都心部から下げ止まるでしょう」とのことだ。
地価が低く減税が大きい今が、マンション購入にも適しているだろう。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
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