フラット35の金利がダウン 10年固定との金利差が拡大
- 10月の最頻値は2.89% 5カ月連続のダウン
- フラット35の金利が低下基調となっている。金融機関が扱う金利の中で最も多い数値(最頻値)は、10月に前月比0.05%下がって2.89%となり、5カ月連続でダウンした。民間ローンの10年固定金利(店頭金利)との差は1.2%程度に広がっている。フラット35Sなら当初10年間を2%台半ばで借りられるケースが多い。
- 金融危機の懸念が薄れ 金利低下につながった
- 金利が下がっているのは、「基準となる長期金利が低下傾向にあるのに加え、昨年のリーマン・ショックで一時的に広がった金融危機の懸念が薄らいだため」(住宅金融支援機構広報グループ)だという。フラット35はローンを証券化して投資家に販売する。市場の懸念が薄らぐと低い利率で証券を販売できるので、ローンを貸すときの金利も下がる仕組みだ。
全期間固定型のフラット35金利が下がれば、使い勝手が増すだろう。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
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