徒歩所要時間の表示(トホショヨウジカンノヒョウジ)の意味・解説
徒歩所要時間の表示とは、不動産広告などに表示される、物件から最寄駅や周囲の生活施設、教育施設などまでの徒歩時間のことです。
不動産広告では、徒歩による所要時間は、道路距離80メートルを歩くのに1分かかるものとして計算し、1分未満の端数は切り上げて、1分として算出しています。例えば最寄駅まで500メートルであれば7分と表示されるわけです（不動産の表示に関する公正競争規約施行規則第１０条）。
ただし、徒歩時間の算出には、途中にある坂道や歩道橋、信号や踏切での待機時間などは考慮されていません。また、マンションや住宅団地の場合、駅等の施設から最も近い地点を起点として算出されます。このため、物件（住宅）から施設まで実際にかかる所要時間は、自分で歩いて確かめることが大切です。
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