宅地造成工事規制区域

宅地造成工事規制区域(タクチゾウセイコウジキセイクイキ)の意味・解説

宅地造成工事規制区域とは、宅地造成に伴う崖崩れや土砂の流出による災害を防止することを目的に、宅地造成に伴い災害が生ずるおそれの大きい土地として指定した区域のことです。区域は、都道府県知事や政令指定都市の長が指定します。
同区域に指定された土地で造成等を行う場合は、着手前に知事等の許可が必要になります。また、その許可には、地盤・擁壁・崖面保護・排水施設などに関する技術基準が定められています。
ちなみに、宅地造成等規制法は、造成地の締め固めや擁壁・排水設備の設置が適切に施されるような技術基準を定めた法律で、1961年(昭和36年)に制定されました。しかし、阪神・淡路大震災や新潟県中越地震で造成地が崩れる被害が相次ぎ、2006年(平成18年)に基準が強化されました。

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