室内空気を汚染する化学物質

室内空気を汚染する化学物質(シツナイクウキヲオセンスルカガクブッシツ)の意味・解説

室内空気を汚染する化学物質とは、厚生労働省では、室内空気を汚染する化学物質として、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼンなど13物質の室内濃度指針を設定している。
これらの物質の発生源としては、おもに以下の4つがあげられる。
(1)建材等/ボード、化粧板などに用いられる合成樹脂や基材(木質系)、接着剤、塗料など
(2)家具/合板や木質系ボード、接着剤が多用されているシステムキッチンや食器棚等の棚類
(3)暖房器具/灯油やガスを燃焼させる暖房器具は、ホルムアルデヒド等のガスを発生させる
(4)家庭用品/食器、衣類、衣類用ケース、洗剤、殺虫剤など。
これらの化学物質による健康被害や悪影響を回避するためには、できる限りそれらを使用した建材や仕上げ材、家具などを「使用しない」「持ち込まない」「徹底した換気を実行する」ことが重要である。

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