発泡ウレタン

発泡ウレタン(ハッポウウレタン)の意味・解説

発泡ウレタンとは、ウレタン樹脂に発泡剤(フロンガス等)を加えて発泡させてつくった断熱材や充填剤のこと。
もともと発泡ウレタンには、発泡スチロールのように軟質のものと、硬質ウレタンフォームのように、発泡が終わればプラスチック程度の硬さになる硬質のものとがある。そして住宅・建設業界では、断熱材や充填剤などに使用される硬質ウレタンフォームを指して、発泡ウレタンと呼ぶのが一般的だ。
また発泡ウレタンには、工場で生産される板状のものと、建設現場で発泡される現場発泡とがあったが、フロンガスの使用禁止で、現場発泡の使用件数は一時期、減少傾向にあった。しかし近年は、フロンガスに替わって炭酸ガスの採用や、液性発泡ウレタンフォームなどの開発が進み、現場発泡による施工が見直されている。

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