セルロースファイバー

セルロースファイバーの意味・解説

セルロースファイバーとは、新聞紙・段ボール・木材などを原料とした自然素材の断熱材のこと。欧米諸国が発祥で、アメリカでは断熱材シェアNo.1を誇るなど、世界基準の注目の断熱材である。
製造方法としては、新聞紙などの原料を細かく粉砕し、ホウ素系薬剤を添加してつくられる。さまざまな太さの木質繊維が絡み合うことで空気の層がつくられるのはもちろん、繊維1本1本の中にも自然の空気胞がつくりだされ、この空気の存在が熱や音を一層伝えにくくしている。
セルロースファイバーはこうした優れた「断熱性能」「防音性能」に加え、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保つ「調湿性能」、ホウ素系薬剤が添加されていることによる「防虫性能」、万一の火災時にも延焼を防ぐ「防火性能」など多くの性能が認められている。

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