リノリウム床材

リノリウム床材(リノリウムユカザイ)の意味・解説

リノリウム床材とは、自然素材の床仕上げ材のひとつで、亜麻仁油に樹脂、コルクくずなどを混ぜて麻布に圧着してつくられたもの。
弾力性があり、優れた歩行感と耐久性を持つ、抗菌性に優れている、焼却しても有害物質が排出されないなどの特徴がある。一方で、多孔質で水分を吸収しやすく、アルカリ性や溶剤に弱いという性質がある。
一時は塩ビなどに押されて生産量が減っていたが、近年のエコロジーブームで再び注目を浴びている素材である。

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