転ばし床

転ばし床(コロバシユカ)の意味・解説

転ばし床とは、コンクリートスラブや土間の床の上に、根太や大引きといった木造の床下地材や床組材を置いて仕上げた床のこと。
床下部の高さに余裕がない場合に採用されるケースが多く、木造住宅の床構造としては、短工期・低コストでつくることができる工法。近年は土間の上に防湿シートを設置し、その上に鉄筋コンクリート製のスラブを設け、防湿性や防蟻性、耐久性や耐震性を高めたタイプも増えている。
対して防音性や防振性を高めるために、鉄筋コンクリートと床の間に防振材を挟んだ工法を「浮き床工法」や「二重床工法」などと呼ぶ。

転ばし床の画像
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