認定建て替え

認定建て替え(ニンテイタテカエ)の意味・解説

認定建て替えとは、密集市街地整備法によって、延焼防止上支障がある木造建築物を、防災機能を確保するために効果的な建築物に建て替える際、その計画について認定を受けたものを「認定建て替え」という。
その際の形態としては2つあり、1つ目は「共同建て替え」で、複数の地権者が土地・建物を共同で利用して建替事業を行うやり方でメリットとしては、
・建て替え資金の調達について、金融機関から借り入れしやすくなり、余剰となる空間を譲渡しやすくなる。
・階段、エレベーターのスペースを効率よく使うことができ、建物の計画全体にゆとりのある質の高い建物ができる。
・自治体によっては、各種の補助金(設計料、解体費、建設工事費、仮住居費など)がもらえる。
などが挙げられる。
2つ目が「協調建て替え」と言って複数の土地所有者が一体性に配慮した設計に基づいて、個別に建替事業を行うやり方。
いずれも、耐火建築物・準耐火建築物以外の制限はない。

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