マンセル表色系

マンセル表色系(マンセルヒョウショクケイ)の意味・解説

マンセル表色系とは、20世紀初頭、アメリカの画家で美術教育者でもあるアルバート・マンセルが考案した、色を表す体系のことです。現在では、インテリアやグラフィックデザインなどのカラー・スキーム(色彩計画)に多く用いられています。
マンセル表色系では、色を色相、明度、彩度の三属性に分け、それぞれを数値化して表示しており、表示方法は「色相 明度/彩度」となります。色相は色の違いを表し、10の基本色をさらに10に分割した100色相で表示されます。明度は色の明るさを表し、0~10の段階で表示します。彩度は色の鮮やかさを表しますが、色によって鮮やかさの度合いが異なるので、0から最高14程度で表します
マンセル表色系以外に色の体系を表すシステムとしては、オストワルト、CIE、日本色研などがあり、それぞれに特色があります。

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