水抜き穴

水抜き穴(ミズヌキアナ)の意味・解説

水抜き穴とは、敷地内の土にしみ込んだ雨水を抜くために、擁壁(ようへき)にあけた穴のこと。
擁壁を組んで造成した土地や斜面地などでは、雨が集中的に降った時に鉄砲水が生じる恐れがあるため、水はけのための工夫が必要となる。具体的には、宅地造成等規制法施行令の第10条で、壁面の面積3m2以内ごとに少なくとも一個の内径が7.5cm以上の水抜き穴の設置が義務付けられている。また、この制限外の区域においても、この規定に照らして設置するケースが多い。

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