戸境壁

戸境壁(コザカイカベ(トザカイカベ))の意味・解説

戸境壁とは、マンションなど集合住宅の隣の住戸との間にある壁のこと。マンションの壁には、外壁、戸境壁、間仕切り壁(住戸内)の3種類がある。戸境壁が薄く防音性能が悪いと、隣戸と騒音のトラブルが発生しやすい。鉄筋コンクリートの戸境壁の厚さは18cm以上が望ましいといわれている。また、仕上げについても配慮が必要で、クロスの張り方についても以下2つに分類される。
・「クロス直張り」:コンクリートに直接クロスを張る方法
・「二重壁」:コンクリートの壁面に木で枠組みを構築し、その上に下地ボードを張り、そこにクロスを張る方法
現在は、直張りが多く見受けられるが、結露によりクロスがはがれるなどのデメリットもあり、二重壁を採用するケースも少なくない。その際、コンクリート壁と下地ボードの間に吸音材を入れ、遮音性能の向上を図る場合もある。

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