ゴシック様式

ゴシック様式の意味・解説

ゴシック様式とは、12世紀以降、フランスを発祥とし、中世ヨーロッパで広まった建築を中心としたデザイン様式です。ゴシックの語源は、粗野で野蛮なものを表す「ゴート」と言われています。
ゴシック様式の特徴は、大きな窓やステンドグラス、頭の部分が尖った尖頭アーチなど重い石造りを軽快に見せる演出と、高さを強調する傾向と言われています。代表的な建築物は、フランス・パリのノートルダム寺院、スペイン・トレドの大聖堂、ドイツ・ケルンの大聖堂などがあります。
ちなみに、18世紀後半にイギリスで広まったゴシック様式の復興を志向したスタイルは「ゴシック・リバイバル」と言われています。19世紀中期に建てられたロンドンの国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)はその代表的な建築物です。

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