襖縁

襖縁(フスマブチ)の意味・解説

襖縁とは、襖の外周を囲んでいる縁のこと。
襖を保護する、強度を高めるといった機能上の目的のほか、襖の美しさを引き立てるという美的・装飾的効果もある。
素材としてはアルミや合成樹脂のものが出回った時期もあったが、現在は木製が主流になっている。木製縁は大きくは、「塗り縁」(ヒノキ、スプルース、米杉などに漆やカシューなどを塗布したもの)と、「生地縁」(スプルースやスギ、ヒノキなどを木地のまま使用したもの)に分けられる。

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