暖房機器の基礎知識

09年08月19日
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温水暖房や蓄熱式暖房器。カラダに優しい機種に注目

高気密・高断熱に進化した住宅に合わせて室内の空気を汚さない暖房機器が増えている。蓄熱式暖房器は夜間の電力で蓄えた熱を使うもの。ガスや灯油を熱源とするものには強制排気タイプの温水ルームヒーターやファンヒーターがある。いずれもマイルドな温風を吹き出して部屋を暖める。

使い勝手やランニングコストも併せて検討

暖房機器を選ぶときは、最初に熱源を決めよう。電気とガス、石油の3種類がある。

電気式の暖房機器はセラミックファンヒーターや蓄熱式暖房器など。ガスや石油を熱源とする製品はFF式ファンヒーターや温水ルームヒーター、温水パネルヒーター。いずれも最新型では室内の空気を汚さない配慮が施されている。

ランニングコストも確認しよう。リビングなどに置かれることが多い暖房機器は、デザイン面と同時に家族の誰もが使えるよう操作性も考慮したい。

【蓄熱式暖房器】外気温に応じて蓄熱量を自動コントロールする省エネ機能「シーズンセンサー」を標準装備●日本スティーベル

【温水ルームヒーター】屋外の灯油で沸かしたお湯を室内に取り込み温風に換える暖房システム●富士通ゼネラル
文/香川喜久江
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