まだ続く超高層マンションの供給今年以降も11.4万戸が建設・計画

10年05月12日

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１年前の調査時点より 1.2万戸強増えている: 　2010年以降に建設・計画されている20階建て以上の超高層マンションが、全国で11.4万戸近くに達することが不動産経済研究所の調査で分かった。そのうち首都圏が７割強の8.1万戸超、近畿圏は２割弱の2.1万戸超となっている。全国の建設・計画戸数は前回調査時（2009年３月末時点）より1.2万戸強増えた。
09年をピークに計画は減少に向かっている!?: 　超高層マンションの建設・計画が増えたのは、「都心居住志向の高まりや大規模な駅前複合再開発などで建設された超高層物件の人気ぶりが、大都市圏から地方中核都市などに波及したことが要因」と同研究所は分析している。ただ、このところの不景気で大規模な開発が減っており、09年をピークに超高層物件の計画も減少気味だ。タワーマンションを買うなら、完成物件の販売も豊富な今の時期が狙い目かもしれない。

取材・文／大森広司　イラスト／カズモトトモミ

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