マンションの供給に回復の兆し 都心から郊外まで幅広く増加
- 首都圏の発売戸数が 25カ月ぶりに増えた
- 首都圏の新築マンション供給に回復の動きが出てきた。不動産経済研究所の調査によると、9月の発売戸数が前年同月比26.2%増えて3063戸と、2007年8月以来25カ月ぶりに前年比で増加した。都区部で約4割増えたほか、埼玉県ではほぼ倍増するなど、広い範囲で供給が活発化している。
- 割安感が広がって 売れ行きも順調に推移
- 同社企画調査部の福田秋生さんによると、「価格に割安感が出てきたことで、売れ行きの目安となる契約率がこの春から70%前後で推移しています。需要の回復が供給を押し上げ、これまで供給を抑えていた不動産会社が販売を増やし始めました」とのことだ。一方、近畿圏では9月の発売が前年同月比28.3%減と5カ月連続の減少だったが、契約率は5カ月連続で60%を上回った。
供給が増えれば、希望に合うマンションを探しやすくなりそうだ。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
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