再度の追加経済対策で 住宅がさらに買いやすくなる！？
- 贈与税の非課税枠を 500万円上乗せ
- 政府・与党が発表した追加経済対策に、住宅関連対策も盛り込まれた。
まず税制では贈与税を軽減する案だ。現行では基礎控除で110万円となっている非課税枠を、500万円上乗せして610万円とするというもの。住宅の購入や改修が条件となり、2009年１月１日から2010年末までの贈与に適用したいとしている。
- 頭金ゼロのケースでも フラット35が利用可能に
- フラット35（買取型）も制度が拡充されることとなりそうだ。まず購入する住宅価格に対する融資限度額の比率（融資比率）を100％に引き上げ、頭金がない人でも家を買いやすくする。現行では利用できない借り換えのケースでも対象とする考えだ。
また、長期優良住宅について、フラット35Sの金利優遇期間を当初10年間から20年間に延ばす案も盛り込まれた。実施時期なども含め、今後の国会審議で正式に決められる。
取材・文／大森広司 イラスト／カズモトトモミ
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