電線類地中化

電線類地中化(デンセンルイチチュウカ)の意味・解説

電線類地中化とは、電力線や通信線を道路の地下空間などに埋めて、無電線化を図ること。
目的としては、景観の阻害要因となる電柱・電線をなくし良好な景観の形成、歩道の有効幅員を広げることによる通行空間の安全性・快適性の確保、大規模災害(地震、竜巻、台風等)が起きた際、電柱等が倒壊することによる道路の寸断防止などが挙げられる。
手法としては、道路の地下空間を活用して電力線、通信線等をまとめて収容する「電線共同溝方式」を基本として進めるが、現場の状況により電線共同溝方式による無電柱化が困難な場合等には、「裏配線」や「軒下配線」といった電線類地中化以外の無電柱化手法を用いて無電柱化を図ることも検討される。

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