指定確認検査機関(シテイカクニンケンサキカン)の意味・解説
「指定確認検査機関に対する指定基準の改正」とは、建築確認を行う指定確認検査機関の指定基準を強化した、2006年の建築基準法改正（2007年施行）のことを指します。この改正は、2005年に発覚したホテルやマンションの耐震偽装事件を契機に行われ、一定の高さ以上等の建築物についての構造計算審査の義務付け、指定確認検査機関の業務の適正化、建築士等の業務の適正化および罰則の強化など、大規模な改正となりました。
当改正により指定確認検査機関の指定基準に、人員体制の強化や損害賠償能力、公正中立要件などが加えられました。また、特定行政庁による立入検査、不正行為があった場合の国土交通大臣等による業務停止命令等の実施など、指導監督体制も強化されました。
組織・会社
に関わるその他の用語
