消費者生活センター

消費者生活センター(ショウヒセイカツセンター)の意味・解説

消費者生活センターとは、地方公共団体が運営する消費者のための行政機関であり、相談業務を専門の相談員が受け付け、公正な立場で処理に当たっている。
現在、都道府県・政令指定都市の全てと市区町に数百カ所のセンターがあるが、規模や体制等は自治体によってさまざまである。名称も消費生活センターのほか、消費者センター、生活科学センター、消費生活相談室などがある。
悪質商法による被害や商品事故の苦情などの消費生活に関する相談に応じ、相談内容により問題解決のための助言や各種情報の提供を行っている。
対象となる相談者は、原則として当該自治体に在住、在勤、在学している消費者となっている。また、相談はおもに、電話や来所で受け付けており、上記の相談員については、「消費生活専門相談員」などの資格保有者をはじめ、センターによっては、弁護士など専門のアドバイザーを置いているところもある。

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