自然系防蟻剤

自然系防蟻剤(シゼンケイボウギザイ)の意味・解説

自然系防蟻剤とは、天然素材からつくられた防蟻剤のこと。例えば、沖縄のショウガ科の月桃からつくられた薬剤には、シロアリを寄せつけない強い忌避性がある。また木酢液(炭をつくる際に出る煙を冷却したもの)やヒバ油(青森ヒバを水蒸気蒸留してつくった精油)なども例にあげられる。もっとも、人体への安全性が高いといわれる自然系防蟻剤でも、原料によってはアレルギー症状が出るケースもある。そのため、特にリフォーム工事で使用する場合は、サンプルで事前にアレルギー反応がでないかどうかを確認しておくといいだろう。一方、新築工事の場合は、竣工・引き渡しから入居までの期間に余裕があるケースが多いので、それほど心配する必要はない。

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