シックハウス対策における発注者責任

シックハウス対策における発注者責任(シックハウスタイサクニオケルハッチュウシャセキニン)の意味・解説

シックハウス対策における発注者責任とは、シックハウス症候群の発症には個人差や年齢差がある。また、設計段階での換気計画や、完成後の温湿度管理や換気管理、さらに搬入する家具やペットなど、シックハウス症候群にはさまざまな要因が指摘されている。
そのため、完成した住宅に入居してからシックハウス症候群が発症したとしても、一概に施工会社やリフォーム会社の責任とすることはできない。建設工事やリフォーム工事の発注者(依頼主)自身が、家族の健康状態やアレルギー体質の有無などをもとに、シックハウス対策に詳しい設計者や施工会社選び、さらにVOCゼロの資材・建材・設備を選択するなどの配慮が必要。

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