空気線図

空気線図(クウキセンズ)の意味・解説

空気線図とは、大気圧の下で湿り空気の状態を線図で表したもので、2次元チャートで示される。線図上に乾球温度、湿球温度、絶対湿度、相対湿度、露点温度、エンタルピーなどを記入し、いずれか二つの値を定めることにより他の値(状態値)を求めることができるようになった空気調和設計上有効な線図である。
絶対湿度と比エンタルピーを座標軸にした線図がよく用いられる。
なお、エンタルピーとは、空気がもつ熱量(エネルギー)のことで、内部エネルギー(気体の温度を上げるエネルギー)と膨張・収縮するためのエネルギー(流動エネルギー)を合わせたものをいう。

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