建ぺい率

建ぺい率(ケンペイリツ)の意味・解説

建ぺい率とは、「敷地面積に対する建築面積の割合」をいい、建築面積を敷地面積で割って算出します(建築面積とは建物の外壁やそれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことです)。

建築基準法では、都市計画区域および準都市計画区域内において、用途地域の種別や建築物の構造に応じて、建ぺい率の限度を定めています(建築基準法第53条)。

例えば、敷地面積200m2、建ぺい率40パーセントの場合、建築面積は80m2となり、残りの120m2は庭などの空きスペースにすることになります。

つまり、建ぺい率の規定により、建築物の建つ敷地に一定以上の空きスペースができ、日照や通風を確保するとともに、火災や地震等が起きたときの防火や避難がしやすくなるなど、市街地の環境を維持することができます。

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