クリーンバリヤ工法

クリーンバリヤ工法(クリーンバリヤコウホウ)の意味・解説

クリーンバリヤ工法とは、住宅の基礎内部の土壌面(土・コンクリート面)に、特殊な2種類の樹脂を混合・散布し、厚い膜をつくることで、湿気とシロアリ侵入の防止を図る工事のこと。
具体的には、エマルジョン樹脂を主剤とし、ウレタン樹脂を硬化剤として、この2種類の樹脂を混合させることで、クリーンバリアの皮膜の中に薬剤成分を入れ、皮膜に安定化させるというものだ。従来の薬剤散布型のシロアリ防止・駆除工法とは異なり、薬剤が土中に染み込んだり、薬剤臭が建物の中へ入り込むことはない。また、雨水・地下水によって流れ出ることもないので、環境汚染の心配もいらない。
皮膜は散布直後より硬化し始め、土壌面の含水率によって異なるが、約1カ月ほどで安定するという。

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