ポール・ヘニングセン

ポール・ヘニングセンの意味・解説

ポール・へニングセン(1894年~1967年)とは、デンマークを代表する建築、照明のデザイナーです。社会批評家として、新聞や雑誌等でも活動を展開しました。
デンマークのフレデリクスベアのテクニカル・スクールや、コペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学んだあと、最初は建築士としキャリアをスタートさせましたが、主に照明分野のデザインを手掛けるようになりました。
照明器具の「PHシリーズ」が最も有名で、独特のカーブを採用したシェードと内部の反射板を精巧に組み合わせることで不快な眩しさを抑えた「PH5」、72枚すべてのシェードに光源の光が正確にあたり器具自体を照らす美しい間接光も楽しめる「PH Artichoke」、PHランプをリデザインしたフロアランプ「PH 3 1/2 - 2 1/2 Floor」など、世界中で愛されている名作が数多く残されています。

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