フロアヒンジ

フロアヒンジの意味・解説

フロアヒンジとは、ドアの軸下の床に埋め込まれている、扉の開閉スピードを制御する装置のこと。内蔵されているスプリングと油圧の力によって、ドアが急に開いたり閉じたりしないように開閉スピードを調整する役割を果たしており、ドアを定位置でストップさせる機能を持つものもある。ドアクローザーと機能的には同じだが、ドアクローザーが扉面に設置されるのに対して、フロアヒンジは扉の軸下に埋め込むタイプの部品である。マンションのエントランスや、ビル・店舗の出入口など、特に扉がガラスでドアクローザー等を取り付けることができない場合はフロアヒンジが多く採用されている。
扉が閉まるスピードが急に速くなった、扉が引っかかってうまく開け閉めできない、異音がする、油が漏れているなどの症状が出てきた場合は、フロアヒンジが劣化・腐食しているなどの可能性があり、交換が必要となる。

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