田舎間(江戸間・関東間)

田舎間(江戸間・関東間)(イナカマ(エドマ・カントウマ))の意味・解説

田舎間(江戸間・関東間)とは、民家や茶室に使われる基準尺(設計モジュール)の1つ。柱割り(建物の機能・構造・工法に基づいて柱の位置を決めること)の場合は、柱と柱の中心線の間隔(一間)の長さが6尺(約181.8cm)のもので、これを「江戸間」ともいう。一方、関西地方などでは、畳割り(一定の大きさの畳みを基準にして各室の大きさを決定し、柱の位置を決めること)が主流だった。

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