地価下げ止まりの動きが鮮明に 駅周辺や人気住宅地では上昇も
- 各都道府県で 下げ幅が縮小した
- 各地で地価が下げ止まりつつあることが、国税庁が発表した路線価で明らかになった。路線価とは全国約36万地点の地価を基に、道路ごとに地価を定めたもので、相続税や贈与税を算出する際の基準となる。
変動率の平均は下落した都道府県が多いが、下げ幅は軒並み縮小した。
- 消費税アップなどに 備えて売買が活発に
- 地価が上昇したのは、外国人旅行者などでにぎわう台東区の雷門通りや、整備が進む川崎駅東口、大規模開発で注目される大阪市のあべの筋など。住宅地として人気の目黒区や芦屋市などでも上昇の動きが見られる。「円安効果もありますが、消費税や相続税の増税に備えて不動産を売買するケースが増え、地価上昇につながっているようです」(東京カンテイ市場調査部・中山登志朗さん)
地価はマンション価格に影響するだけに、今後の動向に注意したい。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
記事一覧へ戻る
-
ローンシミュレーターで買える額をチェック
-
住みたい街を探してみる
-
不動産会社を探す
-
マイリスト機能を使いこなそう
地価下げ止まりの動きが鮮明に 駅周辺や人気住宅地では上昇も|住まいの最新記事やノウハウ情報を探すなら住まいのお役立ちノウハウ
↑ページの先頭へ戻る