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12年11月07日
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東京・大阪とも鉄道混雑率が低下 今後も通勤ラッシュの緩和が続く!?
東京・大阪とも鉄道混雑率が低下 今後も通勤ラッシュの緩和が続く!?
複々線化や新型車両が寄与 過去30年で最低水準に
 国土交通省から2011年度の鉄道混雑率が発表された。平均混雑率は東京圏が前年比2%下がって164%、大阪圏が同1%下がって123%と、いずれも過去30年間で最低だった。同省では東日本大震災による乗客数の減少に加え、複々線化や新型車両の導入などが寄与したとしている。
2015年メドに全区間で180%以内が目標
 東京圏では、新型車両で京葉線(葛西臨海公園→新木場)の混雑率が10%下がって175%となったが、依然として「新聞を広げて楽に読めない」180%以上の区間が15ある。総武線(錦糸町→両国)や東西線(木場→門前仲町)などは200%前後だ。
 今後は2014年度予定の常磐線と宇都宮・高崎線の東京駅乗り入れや、調査費が予算要求された都心直結線(押上付近~泉岳寺付近)の整備なども混雑緩和に寄与しそう。2015年をメドに全区間180%以内を目指す。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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