価格の年収倍率が東京や京都で縮小 価格調整で“ 少し買いやすく”なった
- 首都圏では2年ぶりに 8倍を下回った
- 東京カンテイが発表した2010年の新築マンション価格の年収倍率によると、首都圏では前年より0.23ポイント縮小して7.94倍と、2年ぶりに8倍を下回った。東京都も2年ぶりに9倍台にダウンしている。「マンション価格が下落したため、少し買いやすくなった形です」と、同社市場調査部の中山登志朗さんは話す。
- 近畿圏は逆に拡大 大阪府は大幅アップ
- 一方、近畿圏では前年比0.18ポイント拡大して6.98倍だった。京都府は縮小したが、大阪府では同0.81ポイントと大幅な拡大となっている。「2008年までの地価上昇で専有面積の狭い住戸が増え、1m²当たりの単価が高まったことが影響しています。これは東京都の2009年時点と同様の動きとなっており、大阪府でも今後は価格調整が進みそうです」(中山さん)
マンションを買うときは年収との兼ね合いも考慮しておこう。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
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