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10年03月03日
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東京都と大阪府は前年比9割の戸数 マンション供給が立地重視の傾向に
東京都と大阪府は前年比9割の戸数 マンション供給が立地重視の傾向に
首都圏、近畿圏とも 前年比70%台の供給
 不動産データ会社の東京カンテイの調査によると、首都圏では2009年の供給戸数が前年比79.1%の3万8059戸にとどまった。また、近畿圏も同74.1%の1万5389戸と減少している。そんななか、利便性の高い中心部での供給は比較的活発となっており、東京都と大阪府は前年比9割以上の供給戸数を維持している。
駅に近いマンションは 活発に供給されている
 さらに供給物件を最寄駅からの徒歩時間別に分類すると、首都圏では2年前と比べて「徒歩4~7分」と「徒歩8~11分」が、近畿圏では「徒歩3分以内」が増えた。こうした傾向について、同社市場調査部上席主任研究員の中山登志朗さんは「価格の下落と不況下で、不動産会社が駅に近い物件を積極的に供給するスタンスに変わったため」と話す。
 都心や駅に近い、便利な立地の物件は見つけやすい状況のようだ。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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