ヤマムラ（最上・村山エリア）

ヤマムラの住宅ブランド〈ミルウォーキーの家〉は、２×４、２×６工法によって建築されている。外部から住宅にかかる力を６つの面で支える「モノコック構造」によって、高い耐震性能を誇っているのだ。また、構造上必要となる柱や壁の制限が少ないため、大空間を実現しやすいというメリットも併せ持っている。吹抜けのある広いＬＤＫなど、大きな空間を実現したい施主が同社に期待しているのも、この強固な構造である。

あまり知られていないことだが、木材は断熱性能にすぐれた建築資材である。この木材に高性能断熱材を充填した「壁パネル」を自社工場で、徹底した品質管理の下に製造。完成した壁パネルは経験豊富な職人たちの手によって、現場で緻密に組み上げられていく。〈ミルウォーキーの家〉が地元の人々に、暖かい家として定着しているのは、そんな確かな施工力があればこそだ。

家族同士の距離感が近く、生涯変わることのない住み心地の良さを体感する人々が増えるにつれ、平屋人気はますます高まっている。セカンドライフを迎えた世代や子育て真っ只中の世代など、同社にも多くの建築依頼が寄せられ、豊富な施工実績を積み重ねてきた。同社が得意とするのは、ムダな空間を極力省いた、コスパの良い平屋づくり。コスト面で平屋を諦めかけていた人にとっては、頼りになる相談相手となるはずだ。

冬を暖かく過ごせる〈ミルウォーキーの家〉。地元新庄の子育て世代にこそ住んでほしいと同社は考えている。そこでまずは、丁寧な資金計画づくりからスタート。いくら借りられるかではなく、いくらならムリなく支払っていけるか…という発想から、家づくりの総額が決定する。この資金を有効に活用するのが、同社のプランニング力だ。ムダな空間は極力省き、必要な収納は確保。これまで蓄積したノウハウがここで活きてくる。

地元新庄の施主の間では、「古い住居を建て替えて二世帯住宅に」という要望も多い。多くの施工経験を通して、同社も二世帯住宅を得意分野のひとつとしている。同社ならではの特徴となっているのが「全館空調システム」の提案である。気密性・断熱性能の高い空間に全館空調を採用することで、広い家のどこにいても同じ温度の快適さが保たれるのだ。さらに暖房に必要な光熱費の軽減は、空間が広いほど大きくなるメリットもある。

ワンストップの家づくりを目指す「ヤマムラ」には、グループ内に土地仲介業者がある。土地を持たない施主からは、頼りにされる相談相手となっているのだ。迅速な対応でも定評がある。相談を受けた次週には、希望に添った複数件の情報を提供してくれる。土地探しはタイミングが勝負。施主にとって、このレスポンスの早さはうれしい。時には間取りのラフ案が付いてくることも…。土地を決める際の、良き判断材料となっている。