サブコン

サブコンの意味・解説

サブコンとは、専門工事業者としてゼネコンの下請工事を行う建設業者のこと。土木・建築工事の一部を請け負うため、Subcontractor(略してサブコン)と呼ばれている。
建設業の産業構造は、ゼネコン:Generalcontractorを頂点とした重層下請け構造で成り立っている。建設工事の専門化・分業化が進み、単なる労務供給は、孫請けやさらにその下請けにまでおよぶ。一般的に、電気設備は電気専門の現場監督(現場代理人と呼ぶ)が付き、電気工を下請け業者として管理し、機械設備も同様に専門の現場代理人が付き、冷媒配管工、ダクト工、消火配管工、ガス配管工、衛生配管工、保温工などを下請け業者として管理することになる。
このように建設業界は、元請け企業だけで工事をするのではなく、工事の大部分を専門工事会社であるサブコンに依存している。

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