スパイラルダクト

スパイラルダクトの意味・解説

スパイラルダクトとは、亜鉛めっき板を螺旋状(らせんじょう)に巻いて円形に成形したスパイラル鋼管のこと。継ぎ目ははんだ付けされる。「丸ダクト」ともいう。
用途は、集合住宅の厨房・浴室トイレの換気ダクト、冷暖房用ダクト、オフィスビル・店舗ビルのダクト、トンネル内の送排気管、産業用建物の集塵用ダクトなど多岐にわたる。
特徴としては、
・管厚が薄く、軽量のため材料費、施工費の大幅な節約が可能
・極めて薄肉厚だが、管型を保持固定している外周につくられた螺旋状(らせんじょう)の帯が管体を補強する役目をしているので強度と弾性が非常に強い
・管の長さは通常4m程度だが、輸送条件によって自由に製作できる
・管の接続、施工が簡単
・内面の仕上が滑らかで摩擦損失が少ない、など。

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