針葉樹丸太規格

針葉樹丸太規格(シンヨウジュマルタキカク)の意味・解説

針葉樹丸太規格とは、「針葉樹の構造用製材の日本農林規格(JAS)」で定められている、針葉樹の構造用製材の等級、寸法、含水率のこと。等級は目視と機械による方法に二大別され、目視では甲種(曲げ性能を重視する用途)と乙種(圧縮性能を重視する用途)ともに1級から3級までに、機械ではE50からE150までに等級区分される。目視による判定は節、丸身、年輪幅、割れなどによって、機械は曲げヤング係数による。含水率では、仕上げ材はSD15(15%以下)とSD20(20%以下)に、未仕上げ材はD15(15%以下)、D20(20%以下)、D25(25%)に区分される。JAS規格ではない慣習的な区分、材面に現れる節による区分も依然として存在している。

ページトップへ戻る