町家

町家(マチヤ)の意味・解説

町家とは、一般に町なかにある家、商家などを指す。主に都市部や宿場町等に存在する。
木造軸組工法でつくられ、壁は多くの場合、真壁で土塗り壁が用いられた。
江戸時代~終戦前ごろにかけて、商業が盛んな地域で建築され、用途としては、居住しながら、商店、飲食、宿泊、手工業等が営まれた。いわゆる昔の「都市型住宅」で、京都の「京町家」などは有名。外観は、一文字瓦屋根、格子戸、出格子、虫籠窓、土壁などが特徴である
。近年は、入居者の高齢化が進み、空家も多く、維持・保存には多くの課題が指摘されている。
一方で、外観はそのままの姿を残し、内部をリノベーションして、「町家カフェ」などと称し、カフェなどの店舗やギャラリーとして活用されたりもしている。

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