硬化剤

硬化剤(コウカザイ)の意味・解説

硬化剤とは、柔らかい主材料に加えることで、その物質の硬化を開始・促進・調整するために加えられる化学物質のこと。住宅・建築用外壁塗料においては、2液型の塗料に入れる材料として使用され、塗料(主剤)に硬化剤を混ぜることにより、固まるのを早めたり、硬くする役割を果たしている。
ちなみに、外壁塗装には、この2液型のほかに1液型塗料がある。1液型塗料は封を開けて、そのまま塗れるという簡便性があるが、2液型は前述の通り、塗料と硬化剤がセットになっているため、これを決められた混合比率で混ぜて使い、一度混ぜてしまうと塗料は化学反応で硬化していくため、一定時間内に使い切らないと廃棄しなければならないなど、手間がかかる。ただし、混ぜなければ、長期保管は可能。

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