鋼管杭工法

鋼管杭工法(コウカンクイコウホウ)の意味・解説

鋼管杭工法とは、地盤補強の手法のひとつ。小口径の鋼管を使用して杭状に貫入し、住宅の荷重を直接堅固な支持層(岩盤等)に伝えることができる工法。
一般構造用炭素鋼鋼管を使用して施工機械で地盤に回転圧入させ、深い位置にある硬い地盤に杭状に配置し、その杭で基礎を支える。
土質が悪い場合や支持層が深く、表層改良工法や柱状改良工法では届かない場合にこの工法を採用する。
施工においては、杭を深部まで垂直に打ち込み、しっかりと支持層に到達させ、接続部の溶接を確実に行う必要があるため、それに対応する施工機材と施工管理を要するため、上記2つの工法と比較すると、コストも高くなる。

鋼管杭工法の画像
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