近居

近居(キンキョ)の意味・解説

近居とは、親世帯と子世帯が近い距離に住んでいる状態のことです。親世帯と子世帯が一緒に住む同居と比べると、それぞれの世帯のプライバシーを守りやすいことがメリットといえます。
近年、日本では近居が増えていると言われますが、その背景として不況と少子高齢化が考えられます。
不況による世帯主の収入減から、子どものいる世帯での共働きが増加しています。しかし、保育園や学童クラブなどの預かりは夕方までが多く、また、子どもが病気になった際に預ける場所は十分に確保されていません。このため、夕方以降や病気のときに親世帯に頼りたいと考えた子世帯が、親世帯の近くに住居を構えるケースが増えていると考えられます。
少子高齢化により、孫の数が減っています。このため、親世帯が、数少ない孫と一緒に過ごす時間を長く持ちたいと考えたリ、さらに年齢を重ねたときに子供世帯が近くに住む安心感が欲しいことから、近居を選択するケースも多いようです。

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