バルサ材

バルサ材(バルサザイ)の意味・解説

バルサ材とは、バルサの原木を加工して板状または棒状に加工したもの。バルサはアオイ目パンヤ科の広葉樹で、南米の熱帯地域からメキシコ南部が原産 。成長が早く、樹高は 30mに達する。
バルサ材は世界にある木材のなかでも最も軽く柔らかいことで知られており、重量に比べて強度が大きいのが特徴。アメリカにおいて建築資材・映画セット・航空機などの分野で急速に普及したという歴史を持つ。非常に柔らかいのでカッターナイフで自由にカットしたり彫刻刀で模様を彫ったりなどの加工がしやすく、模型工作やデザイン造形の素材としても人気があるほか、救命具・ルアー・浮き・遮音材・コルクの代用など、幅広く活用されている。
ちなみにバルサとはスペイン語で「いかだ」の意。

ページトップへ戻る