キッチンリフォームを考えるとき、一番気になるのは費用ですよね。
しかし、キッチンリフォームにはあらかじめ決まった費用があるわけではなく、キッチンの種類などさまざまな要素によって費用が変わります。
例えば、システムキッチンの種類やパーツの選び方、位置を移動するかどうかなどリフォームプランによっても費用が大きく変わります。
ここではキッチンリフォームの費用や相場と、キッチンリフォーム費用が変わる条件を見ていきましょう。
SUUMO(スーモ)リフォームは、キッチン・システムキッチンのリフォームに関する費用、価格相場情報を比較できるリフォーム情報サイトです。もし会社探しに迷った方はプロのアドバイザーに無料で相談できます。
表示している相場は2019年4月にSUUMOリフォームで実施したリフォーム実施者調査から算出しています。
キッチンリフォームを考えるとき、一番気になるのは費用ですよね。
しかし、キッチンリフォームにはあらかじめ決まった費用があるわけではなく、キッチンの種類などさまざまな要素によって費用が変わります。
例えば、システムキッチンの種類やパーツの選び方、位置を移動するかどうかなどリフォームプランによっても費用が大きく変わります。
ここではキッチンリフォームの費用や相場と、キッチンリフォーム費用が変わる条件を見ていきましょう。
キッチン(システムキッチン)には、シンプルなI型からL型、アイランドキッチンまでいくつか種類があり、かかるリフォーム費用が違います。
それぞれの種類ごとのキッチンの特徴と、費用の相場を見てみましょう。
以下の費用は、システムキッチンの間口(長さ)が255㎝程度の場合で、関連工事費を含まずシステムキッチン本体と腰壁(対面キッチンの場合)の費用のみです。
I型は一般に多く使われていて、壁づけや対面で用いられます。壁づけが最も安くでき、扉材や天板などのグレードによって費用が変わります。
同じI型を対面キッチンにすると、ダイニング側に腰壁をつくる必要があり、その分、リフォーム費用がアップします。
L型はI型と比べてシステムキッチン本体のサイズが大きくなり、調理の作業スペースが増えますが、その分価格もアップします。
アイランドキッチンは奥行きが1m程度ある大型サイズのものも多く、腰壁をつくらないものをフラット対面型といいますが、高級仕上げのものが多く、価格は高くなります。
英文字のIに似ていることからI型キッチンと言われます。
キッチン(システムキッチン)の中で最もシンプルなスタイルで、壁づけまたは対面で用いられます。
中でも価格が安いのは、壁につかない面だけをきれいに仕上げればよい壁づけタイプで、かつてはこのカタチが主流でしたが、現在では対面タイプが増えています。
I型キッチンを対面タイプとして用いる場合は、リビング・ダイニング側に写真のような腰壁を造作するのが一般的です。
L型キッチンは、ワークトップがL型なので、作業スペースが広くとれるのが特徴です。
その割に、作業動線が短いので、洗い物をしながら煮込み中の鍋のチェックができるなど、効率よく動けます。
アイランドキッチンは、どの面も壁につけない、まさにアイランド(島)の形状をしたキッチンです。
両側を人が通れるので、ホームパーティーのときなどに、みんなで一緒に料理や片付けをするのにも向いています。
コンロ側とシンク側を分けて、二列に配置するタイプもあります。
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同じ種類で同じサイズのシステムキッチンの費用が変わるのは、主に収納の扉の材料と天板(ワークトップやカウンタートップともいう)のグレードによります。
表面の仕上げによって、主に見た目に違いが出るものですが、とくに収納扉材による費用の違いは大きいです。
一般にシステムキッチンは、どのメーカーも収納扉に何段階かのグレードの違うタイプを用意しています。
そのどれを選ぶのかによって、費用が変わり、一番安いものと一番高いものでは倍近い差があります。
例えば一番安い扉材を採用したシステムキッチンが50万円だとすると、一番高いものを選ぶと80万円~90万円になるという具合です。
ステンレスか人造大理石のどちらを選ぶかは、見た目の違いや作業のしやすさなどで、好みが分かれるところですが、最近は人造大理石が人気に。
ところがこちらも費用に大きく影響し、天板が人造大理石の場合、ステンレス天板の場合より5万円~10数万円高くなります。
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システムキッチンは、さまざまなパーツの集合体です。
収納扉や天板以外にも、例えば水栓やコンロ、レンジフードなど、どの機器を選ぶかで費用が変わります。
標準的なパーツとオプションパーツについて費用の差を見てみましょう。
シングルレバー水栓はレバー一つで吐水・止水、温度調節ができる便利な水栓で、標準的な装備です。
タッチレス水栓は、手をかざすとセンサーが感知して、吐水・止水ができ、炊事中の汚れた手でふれることなく操作できるのが特徴です。
シングルレバー水栓とタッチレス水栓の費用は以下の表のような違いがあります。一番安いシングルレバー水栓のシンプルタイプで2万円程度、一番高いタッチレス水栓のシャワー付きタイプで6万円~10万円程度と費用に大きな違いが出るので予算に合わせて検討しましょう。
水栓の種類 | シンプルタイプ | シャワー付きタイプ |
---|---|---|
シングルレバー水栓 | 2万円程度 | 3万円~4万円程度 |
タッチレス水栓 | ― | 6万円~10万円程度 |
このほかデザイン性や浄水機能の有無、エコ機能などによっても水栓の費用は変わります。
ガスコンロは大きく分けると、ホーロートップコンロとガラストップコンロの2種類があります。
最近、人気なのは掃除がしやすいガラストップコンロですが、ホーロートップコンロが5万円~8万円程度なのに対して、ガラストップコンロのほうは15万円~25万円程度と費用がかなり高くなります。
ガラストップコンロはレンジフードに連動する機能や温度自動調節など便利な機能が増えるほど価格がアップします。
また、主にオール電化住宅で使われるのがIHクッキングヒーターですが、機器によって機能性がさまざま。
IHクッキングヒーターの価格は12万円~35万円程度と幅が広く、自動調理機能など機能が増えるほど高くなります。
コンロの費用には次のような違いがあります。
コンロの種類 | 費用の目安 |
---|---|
ガス/ホーロートップコンロ | 5万円~8万円程度 |
ガス/ガラストップコンロ | 15万円~25万円程度 |
電気/IHクッキングヒーター | 12万円~35万円程度 |
ガラストップコンロやIHクッキングヒーターは、機能性、便利さを追い求めると、費用がどんどんアップします。
機器ごとの機能の違いをよく理解して、自分に必要なものを採用しましょう。
以前はレンジフードといえば掃除に悩まされたものですが、最近のレンジフードは、手入れのしやすさを売りにしたものが増えてきました。
また、対面キッチンの普及によって、デザイン性に工夫したレンジフードも増えています。
掃除のしやすさ、デザイン性を上げたものほど価格は高くなります。
従来のタイプとの価格の違いは大きく、従来タイプの費用相場が5万円~8万円程度に対して、手入れがしやすいタイプは9万円~11万円程度、対面キッチン用のデザイン性が高いタイプでは15万円~25万円程度と高額になります。
レンジフードの種類 | 費用の目安 |
---|---|
従来タイプ(シロッコファン) | 5万円~8万円程度 |
手入れがしやすいタイプ | 9万円~11万円程度 |
対面キッチン用のデザイン性が高いタイプ | 15万円~25万円程度 |
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キッチン(システムキッチン)リフォームは、元の位置から移動するかどうかでリフォーム費用が大きく変わります。
理由はキッチン(システムキッチン)の位置を変えることで、さまざまな関連工事が発生するからです。
キッチン(システムキッチン)リフォームで多いパターンは、壁づけキッチンを対面キッチンに変えるリフォームです。
その場合、既存のキッチンを解体撤去する費用に加えて、配管およびダクトの延長工事、床を再生する工事ほか内装工事、電気配線を延長する工事などがかかってきます。
位置を移動しないでその場でキッチン(システムキッチン)を交換するリフォーム費用が80万円~120万円程度に対し、壁づけキッチンを対面キッチンに変えるリフォームをした場合は150万円~280万円程度のリフォーム費用がかかります。
リフォームの内容 | 費用の目安 |
---|---|
位置を変えずにその場でキッチン(システムキッチン)を交換する (I型壁づけキッチン標準グレード、間口255㎝程度、内装は変えない場合) |
80万円~120万円程度 |
壁づけを対面キッチンに変える (I型対面キッチン標準グレード、腰壁造作、間口255㎝程度、内装を一新する場合) |
150万円~280万円程度 |
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壁づけなどから位置を変えて新しいキッチン(システムキッチン)を設置した施工事例を費用とともに見てみましょう。
設備・建材費と工事費の内訳、その内容も紹介します。
キッチン(システムキッチン)の位置を変えて対面キッチンにし、LDK一体型の間取りに。
配管とダクトを延長し、床もリビングと一体になるよう同じ素材で張り替えました。
システムキッチンは標準的なグレードの機器を採用。
壁で仕切られた独立型キッチンをオープンにし、対面キッチンに変えました。
システムキッチンは標準的な機器ですが、背面にカップボードを造り付けにし、腰壁は白いタイル張り、と造作のグレードは高い仕様になっています。
アイランドキッチンは四方の面を仕上げるので割高になります。
この事例では間口277㎝、奥行きが97㎝の大型サイズのアイランドキッチンを採用。
システムキッチン代が200万円を超え、キッチンリフォーム費用の大半を占めています。
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キッチンリフォームはシステムキッチンのグレードや位置を移動するかしないかなど、さまざまな要素によってかかる費用が違ってきます。
リフォーム費用の違いでどういうことができるのか、50万円未満から50万円~100万円未満、100万円~200万円未満、200万円~300万円未満、300万円以上まで各価格帯別のキッチンリフォーム実例を知りたい方はこちらの記事がオススメです。
I型、L型、アイランド型などキッチンの型によるリフォーム費用の違いについてもまとめています。
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キッチンリフォームにあたっては、だれもがキッチンメーカーを選ぶところから始めます。
システムキッチンメーカー10社の人気商品の特徴と価格を比較するには、こちらの記事がオススメです。
LIXIL(リクシル)、クリナップ、トクラス、Panasonic(パナソニック)、TOTO、タカラスタンダード、WOODONE(ウッドワン)、サンワカンパニー、TOYO KITCHEN STYLE(トーヨーキッチンスタイル)、ナスラックの10社の商品を紹介しています。
システムキッチンメーカー10社の人気商品とリフォーム価格を徹底比較!実例紹介も!
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キッチンがおしゃれになると毎日の家事が楽しくなります。対面キッチンスタイルが増えてきた今では、お客様からの見た目も大事になってきました。
どうしたらキッチンをおしゃれにリフォームできるのか、そのポイントを知るにはこちらの記事がオススメです。キッチンのレイアウト、照明、収納などを取り上げておしゃれなキッチンにするコツを紹介しています。
また、位置を変えずにキッチンリフォームした例、対面キッチンにした例、オーダーキッチンを採用した例など、さまざまな実例を費用付きで紹介しています。
キッチン・台所のおしゃれリフォーム実例集。素材選びからレイアウトのコツまで紹介!
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キッチンリフォームを行う際には、リフォーム会社に依頼して、自分のやりたいことを伝えた上で、見積もりをもらって検討します。
できれば複数社に依頼して、上がってきた見積もりを比較検討するのがよいでしょう。
キッチンリフォームの見積書は明細を見ることが大事です。
リフォーム費用の総額だけを見てもどんな材料を使っているのかなど中身がわからないし、各社の見積もりを比較することもできません。
キッチンリフォームの見積もり明細によく出てくる言葉を紹介します。
見積もり明細書はリフォーム会社によって、多少異なりますが、基本は上記のような体裁になっています。上記合計に消費税が加算されます。
まず表の見方ですが、一番上には各項目の説明が記載されています。
工事名称は工事の種類をあらわし、工事ごとに職人が変わります。工事費には材料費と人件費を含みます。例えば「システムキッチン」のように材料費として見積もりに記載されるものは少ないのです。
上記の見積もりに出てこない工事項目としては以下が挙げられます
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初めてキッチンリフォームをすると、思わぬ失敗をしてしまうことがあります。
追加のリフォーム費用が発生して予算オーバーになるなど、ありがちな失敗をして後悔しないよう、注意するべきポイントとリフォーム成功のコツを紹介しましょう。
キッチンリフォームが見積もりどおりにいかない理由は主に次の2点が挙げられます。
見積もりをもらったときにキッチン(システムキッチン)の内容をきちんと確認しておかないと、あとでキッチンはこれになります、とカタログなどで示されても、「自分がイメージしていたものと違う!」と変更やオプションの追加を求めることになります。
その結果、多くの場合、リフォーム費用が見積もり時よりオーバーしてしまいます。
床をはがしたら床下の木材が一部腐食していた、というのは水まわりではよくあること。
きちんと補修をするために追加費用がかかります。
こうした事態を見越して、ある程度は予算にゆとりをもつことが大切でしょう。
設備機器については、工事契約の前に必ずショールームで実物を見ておきましょう。
実際に見てみると、キッチン(システムキッチン)の高さが自分に合っているか、引き出しはスムーズに開閉できるか、収納扉の色合いはどうか、など写真ではよくわからないことも実際に見て触って確認することができます。
ショールームではただ見ているだけではなく、手にとって使い勝手を実感することが大切。
担当のスタッフに、いろいろと質問もしてみましょう。
また、その場でリフォーム会社のスタッフと打ち合わせて、パーツの組み合わせをプランニングしてもらうこともできます。
キッチン設備のカタログを読んでわからないことも、ショールームで実物を見てれば一目瞭然。
設備を確定する前に積極的に利用しましょう。
ショールームに行って、ただ漫然と商品を見るだけではあまり意味がありません。
リフォームを成功させるためにも、次のような準備をしてから出向きましょう。
リフォームプランでキッチンが入る予定のスペースをあらかじめ測っておくことが大切です。
自分でやってもいいのですが、リフォーム会社の担当者に測ってもらうのがよいでしょう。
スペースがわかれば、ショールームの担当者に伝えて、希望のキッチンをプランニングしてもらうことができます。
ふだんキッチンを使っているときに、低すぎて腰がくたびれないか、収納の使い勝手はどうか、コンロは汚れ落としに苦労していないか、などを逐一メモしておきましょう。
ショールームの担当者にそれを伝えて、ふさわしい商品を提案してもらいます。
設備メーカーのカタログは、キッチン選びに非常に役立ちます。
どんなパーツが用意されているのかを知って、お目当てのキッチンを決めておきましょう。
リフォーム会社の担当者に同行してもらう人も多いです。
担当者は設備に詳しいので、一緒に見てもらうことで、実りの多い見学になると思います。
ショールームでいろいろなパーツを選んで、プランニングしてもらうことができます。
システムキッチンの費用も合わせて出してもらえます。
しかし、ショールームで出してもらう見積もりは、メーカー希望小売価格に基づくものなので、実際にリフォーム会社から購入するより2、3割高くなっているのが一般的です。
また、そもそもショールームではキッチン(システムキッチン)の購入ができません。
購入するには、リフォーム会社を経由する必要があります。
ショールームでプランニングしてもらったキッチンのプランを、あらためてリフォーム会社に見積もりを出してもらうことで、実際の費用がわかります。
ただし、その費用は設備・建材費のみ。
取り付け費や給排水工事費、木工事費、内装工事費など関連工事費が別途かかることをお忘れなく。
それらの関連工事費も合わせた見積もりをもらいましょう。
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あれもやりたい、これも欲しいと思ってもリフォームの予算には限りがあります。
できるだけキッチンリフォームの費用を安くするためには、どうすればいいのでしょうか?
リフォームの質を落とさずに、費用を抑えるコツをまとめてみました。
メーカー各社は、いくつかのグレードに分かれたキッチン(システムキッチン)の商品を出しています。
どのグレードを選ぶかで、まず費用のベースが決まります。
さらに、そのキッチンに用意されたパーツを選んでいくことで、自分が購入するキッチン(システムキッチン)のプランが決まります。
キッチンメーカーのカタログやサイトで、商品の特徴や価格帯が分かるので、まずはいろいろ見てみるとよいでしょう。
その上で、自分の予算に合っていそうなキッチンをピックアップしましょう。
キッチン(システムキッチン)は、あらかじめできあがっている単体の設備機器ではなく、必要なパーツを選んで、それらを組み合わせることで、できあがります。
ですから、どのパーツを選ぶかで費用はさまざまに変わります。
キッチンカタログに出てくるパッケージプランなどを参考に、自分の好みや必要に応じて、パーツを選び、リフォーム会社に費用を出してもらいましょう。
その費用が予算を超えていたら、パーツを選び直すことで調整ができます。
パーツを取捨選択して、予算に収まるよう、リフォーム会社と打ち合わせを進めましょう。
このように、キッチン(システムキッチン)は一つの商品を買うように、費用が決まっているものではない、ということを理解しておきましょう。
キッチン(システムキッチン)の位置を変えると、配管を延長する給排水工事などさまざまな工事が追加で必要になり、工事費が増えます。
なるべくならキッチン(システムキッチン)の位置は変えないでリフォームするのが、リフォーム費用を安くするコツの一つです。
キッチンに対面的な要素を取り入れたい場合は、壁づけキッチンの位置はそのままで、リビングに面して、カウンターを設ける手も。
この場合、カウンター造作代をかけてもキッチンの位置移動をするより安くなることが多いです。
キッチン(システムキッチン)の位置を移動すると、元あった位置の床をはじめ、周辺の床の張り替えが必要になります。壁紙も同様です。
したがって、内装材、とくに床材の選び方がキッチンリフォーム費用に大きく影響します。
床材は複合フローリング(合板に木目をプリントしたシートや1ミリ以下の薄い板を貼り付けたもの)よりも、むく材が高く、倍くらいするものもあります。
床材を安く上げようと思えば複合フローリングになります。
壁・天井は、ビニールクロスを採用するのが安く上げるコツ。
漆喰や珪藻土などの左官材を用いた塗り壁にすると、ビニールクロスの倍以上の費用がかかると思っていいでしょう。
キッチンを移動することで予算を超えた場合は、このように内装材で調整しましょう。
キッチン(システムキッチン)など設備機器は、リフォーム会社とメーカーの取引関係によって、費用が変わる面があります。
取引関係が濃いほど値引き率が高くなる傾向があるので、同じシステムキッチンでもリフォーム会社によって見積もりが違う場合があるのです。
率直にリフォーム会社の担当者に「どのメーカーのシステムキッチンが安く入りますか?」と聞いてみてもいいでしょう。
安く入るシステムキッチンに不満がなければ、そのキッチンを選べばおトクです。
自分であれこれ選ぶのは時間もないし大変そう、と思ったら、リフォーム会社の担当者に予算を伝えて、「この予算の範囲でお願いします」とお任せする手もあります。
リフォーム会社の担当者は、希望も聞きつつ費用の調整をして、最適な提案をしてくれます。
まずはその提案プランを見て、納得できるかどうか検討してみるのもいいのではないでしょうか。
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キッチン(システムキッチン)リフォームの費用相場について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
システムキッチンは、あらかじめ全体の価格が決まった商品ではなく、パーツの選び方しだいで高くも安くもなり、それがリフォーム費用に影響することを理解していただけたでしょうか。
また、キッチンの位置を移動するかどうかなど、リフォームプランも費用に大きく影響します。
予算内で、納得のいくキッチン(システムキッチン)リフォームを行うためには、専門知識を豊富にもつリフォーム会社の協力が欠かせません。
リフォーム会社選びに迷ったときは、SUUMOカウンターリフォームに相談してみましょう。
2020年1月8日公開
2022年11月10日更新
※表示している相場は2019年4月にSUUMOリフォームで実施したリフォーム実施者調査から算出しています。リフォームする住戸やその年次における価格変動の影響を受け必ずしもその費用を保障するものではございません。実際の費用につきましては各施工会社へお問い合わせください。