生ゴミ処理機の普及も進んでいる。操作は庫内に投入するだけと簡単。処理できるのは、野菜屑や果物の皮、魚の骨、肉類。貝殻など処理できない、または処理に注意が必要な食品も一部あるが、それでも家庭内のゴミは格段に減る。処理物はそのまま捨てるか、園芸用の堆肥にも活用できる。
※こちらの情報は、2009年8月19日時点の情報となり、すでに販売が終了した商品もございます
処理方法によって種類が分かれる。それぞれのタイプの特徴を見極めて、納得のいくものを選びたい。まず「乾燥式」は、処理機内のゴミを高熱の熱風で加熱して乾燥させる。処理時間が早く、手入れがラクなのが利点。屋内に置ける機種が多く、ゴミ箱感覚で使える。「バイオ式」は、処理機内のバイオチップの微生物にゴミを分解させるもので、定期的にチップを追加する。
(右)【乾燥式】4人家族1日分の生ゴミを1時間45分で処理し、約7分の1に減容できる●パナソニック
最近では乾燥式とバイオ式の機能を組み合わせた「ハイブリッド式」も登場。電気代の点で、乾燥式より省エネといえる。価格は6万~8万円台で、電気製品の量販店で購入できる。そのほか、排水口に直接生ゴミを投入し、全自動で加熱乾燥させるスタイルのものもある。
(右)【全自動乾燥式】ゴミは粉砕後に水と分離され、加熱乾燥で約20分の1に減量●トリニティータークインターナショナル